今回のご依頼はRK5 後期型ステップワゴン
のCVT圧送交換です。
RK5ステップワゴンは前期型と後期型でミッションが
異なります。
前期型はオイルパンが外せないのでストレーナー交換などが
出来ません。(CVTフルードの圧送交換は可能です)
ご依頼頂いたお車は後期型ですのでいつもの様に
作業スタートです。
〜車両データ〜
RK5 後期型 ステップワゴン
平成24年式
走行距離65000km
非常に大切にお乗りになっているのが
伝わってくるお車です。
CVTフルードを抜取り、現状のCVTフルードのサンプルも
摂取します。
この時に外したドレーンプラグにもマグネットがあり
鉄粉が付いているのでキレイに掃除して、パッキンを
交換して取り付けます。
オイルパンを外します。
外したオイルパンの底は鉄粉で汚れています。
鉄粉を吸着させるマグネットにも鉄粉がびっしりです。
これではしっかりと鉄粉を吸着してくれません。
オイルパンと鉄粉吸着マグネットしっかりと
丁寧に掃除します。
パーツクリーナーで掃除したフルードは鉄粉で
真っ黒です。
ストレーナーを外し、新品と交換します。
バルブボディに付いている鉄粉もキレイに
掃除します。
鉄粉で黒ずんでいたバルブボディもキレイになります。
新品のストレーナーを取り付け、オイルパンも取り付けます。
車両とトルコン太郎を連結します。
RK5の後期型ステップワゴンは
専用のアタッチメントが必要です。
今回はホンダ純正HCF-2を使用して圧送交換します。
最初に抜いた量の4.5ℓを給油します。
給油完了後にエンジンを始動するとこのモニターに
ミッション内のCVTフルードが流れ込んできます。
いかがですか?オイルパンから抜いた4.5ℓのCVTフルード
を交換してもほぼ最初とCVTフルードの色と変わりません。
半分ずつ交換したりするよりトルコン太郎でしっかりと交換
することをお勧め致します。
手前が新油です、ぜんぜん色が違い汚れているのが
わかると思います。
4ℓのCVTフルードを圧送交換していきます。
圧送交換が終わると10分間のクリーニングモードに
なります。
この工程を繰り返します。
1回目の圧送交換後です。
キレイにはなっていますがまだ汚れています。
2回目の圧送交換後です。
かなりキレイになっていますがもう少しです。
3回目の圧送交換後です。
ほぼ新油と変わらないくらいキレイになりました。
手前が新油です。
ここまでキレイになれば完了です。
オイルクーラーを外し、CVTフィルターも新品に
交換します。
オイルクーラーのOリングも新品に交換して
組み付けて完了です。
最後に適温にて油量調整をすればすべての作業完了です。
CVTフルードを交換しないと以下のような不具合が
発生する可能性があります。
・発進・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障
(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下
お車の症状が悪くなる前にトルコン太郎でATFやCVTを交換しましょう
無交換車両や過走行で交換を断られた方など当店に交換可能です。
ぜひ、宜しくお願い致します。
今回のトルコン太郎CVTフルード圧送交換では、、
・CVT圧送交換
・オイルパン脱着清掃
・CVTストレーナー交換
・CVTフィルター交換
・日産純正CVTフルードHCF-2
以上の作業を実施致しました!
当店にご用命頂き
ありがとうございました!
ATF交換やCVT交換、どんなことでもお気軽にご連絡下さい。