今回のご依頼はシトロエンC5のブレーキ鳴き止め
のご依頼です。
ブレーキ鳴きはブレーキディスクとブレーキパッドが触れた時に
均等に圧がかからず振動してブレーキが鳴くことがほとんどです。
その場合ブレーキディスクを新品に交換してしまうことがありますが
輸入車などの場合高額な事が多いです。
交換の前にメリットがたくさんあるディスク研磨をお勧め致します！！
車両データ
シトロエン C5
平成23年式
まずはタイヤを外してディスクローターの状態を確認してみましょう。
ディスクローターはレコードのように溝があり凸凹です。
これではブレーキ鳴きはもちろんブレーキを踏んだ時に
ブレーキペダルやハンドルにガタガタと振動がくることもあります。
左右のディスクローター共に溝が出来ています。
研磨機に水平に取り付けする為にディスクローターの面をキレイに平します。
研磨機に水平にセットします。
そして研磨のスタートです。
0.1ｍ単位で研磨出来ます。
研磨することのよりディスクローターの歪みも無くなります。
新品交換よりディスクローター研磨の方がなぜ、メリットがあるかと言うと
何度も何度もブレーキ踏みローターに熱が入り、そして冷まされを
繰り返してきたローターは焼き入れがされ非常に頑丈な鉄になっています。
そのディスクローターを研磨することにより最強のディスクローターになります。
これが焼き入れされた最強のディスクローターです、新品ディスクローターに
してしまうとまた同じように筋状の溝が入ったり歪んだりしてしまいます。
ディスクローターを組み付け、ブレーキパッドの面取りをして
ワコーズプロテクターグリスを塗布します。
これでディスクローターの歪みも無くなり均等に圧がかかる為、
ブレーキ鳴きが無くなります。
タイヤを取り付け、全ての作業が完了です。
ローター研磨前。
ローター研磨後。
研磨費用（1枚あたり）
軽自動車サイズ 3,500円
乗用車サイズ（小型から中型まで） 5,500円
輸入車やトラック 9,500円～（お問い合わせください）
施工可能な条件
最大施工可能な直径は３７０ｍｍ
３７０ｍｍ以下であればトラックでも施工可能です
施工可能な厚み ４０ｍｍ以下
※上記はローターが外れている状態で単体でのお持込の価格になります。
