今回のご依頼はクライスラー ラングラーのATF圧送交換です
走行距離は10万キロです。
たまにATに違和感があるとのことで入庫しました。


車両データ
平成15年式
TJ40S ラングラー
走行距離 103800Km


早速ですが、ATFを抜取ります、
その際にサンプルのATFも摂取。
すでに汚れているのが見てわかります。

外したオイルパンには鉄粉がびっしりです。



鉄粉吸着用のマグネットもすでに飽和状態、
10万キロでここまで鉄粉が付着します。



オイルパンとマグネットをしっかり仕事してもらう為に
キレイに掃除をします。
これでまたしっかりと鉄粉を取ってくれますね。


そしてバルブボディの下側にも付着している鉄粉を
キレイに掃除します。


キレイに掃除をしたら新品のATストレーナーを取り付けます。


ミッション内をすべてキレイにしてオイルパンを
再度組み付け、ここから圧送交換のスタートです!!


オイルパンガスケットも新品に交換します。


ラングラーとトルコン太郎を繋げます。


まずは新油を抜いた量の5ℓ給油します。
給油が終わったらエンジンスタート。。


エンジンを始動する現在のミッション内ATFが
この右のモニターに入ってきます。
サンプルと比べてもまだまだ汚れているのがわかります、
抜いて入れての交換方法ではぜんぜん意味のない交換です
しかもミッションに大きなダメージを与えてしまう
可能性もありますのでトルコン太郎での交換をお勧め致します。


1回目の圧送交換後


2回目の圧送交換後


3回目の圧送交換後


4回目の圧送交換でここまでキレイになりました。


手前の新油と比べて同じくらいキレイに交換出来たので
圧送交換はこれで完了です。


油量調整をします、
ゲージのラインぴったりに調整します。


試運転後にエラーが無いか診断機で調べ
問題が無ければすべての作業完了です!

ATFを交換しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。

・発進・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下

お車の症状が悪くなる前にトルコン太郎でATFを交換しましょう
無交換車両や過走行で交換を断られた方など当店に交換可能です。
ぜひ、宜しくお願い致します。

今回のATF圧送交換では、
上記内容も含め以下の作業を行っております。
・ATF圧送交換
・ATオイパン掃除交換
・ATFストレーナー交換
・オイルパンガスケット交換
・ATF交換

以上の作業を実施致しました!

当店にご用命頂き
ありがとうございました!

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