今回のご依頼は40万キロ走行ハイエースのATF圧送交換です
以前に交換したかは不明の様です。
コンタミチェックでは交換可能でしたので早速圧送交換を始めます。
〜車両データ〜
KDH200V ハイエース
平成18年式
走行距離 400000Km
ATFを抜き取り、その際にサンプルも摂取します、
この段階でもかなりATFが汚れているのが確認出来ます。
まったくATFの赤みがなく、黒に近い色です。
オイルパンを外します。
オイルパンの底は不純物や鉄粉で汚れています。
マグネットには鉄粉がびっしりです。
オイルパンとマグネットも綺麗に掃除します。
ストレーナーをを外します。
鉄粉はそれほどでもないですがATFの汚れがひどいですね。
バルブボディ側も綺麗に掃除して、丁寧に優しく拭き取ります。
新品のストレーナーを取り付け、オイルパンの取り付けます。
トルコン太郎とハイエースを繋ぎ圧送交換を始めます。
まず抜いた量の5リットルを補充してエンジン始動します。
最初に抜き取ったサンプルのATFと5リットルを交換したATFです。
オイルパンから抜いて抜いた量のATF補充では全く交換の意味がないことが
わかると思います。
5リットルのATFを抜き取り、給油を繰り返しながら
徐々にATFを綺麗にしています。
2回目の交換
3回目の交換
4回目の交換
5回目の交換
今回はかなりATFが汚れていたためATFの交換量が多かったですが
綺麗に交換出来ました。
新油と比べても変わらないくらい綺麗になります。
40万キロ走行のお車でも安全にATFの交換が可能です
過走行で他店でお断りされたお車でも交換可能ですので
遠慮なくご連絡下さいね!
今回はSOD1を施工します、このSOD1プラスは色々なところで
紹介や事例が紹介されていますが、一言で言えば非常に良い添加剤です!
SOD1を添加する4大メリット!!
①ジャダーの予防と改善!
クラッチに付着したスラッジをを取り除き、クラッチの摩耗を防ぐ事で
あの嫌なジャダーを防ぎ、改善もします。
②ゴム製品の硬貨をを抑制!
Oリングの劣化や硬貨はオイル漏れやクラッチの摩耗を進行させます
Oリングを柔らかくする事でオイル漏れや油圧を改善します。
③摩耗、焼き付き防止!
高温高圧に強い油膜がありギアやベアリングを保護
油膜も破断しにくいので耐久性を向上させます。
④変速ショックの予防、改善!
バルブボディにスラッジが溜まると誤作動が発生し変速ショックなど
の故障に繋がります、そのスラッジを分解して油圧がスムーズに伝わるようにします。
規定温度にて油量調整をして圧送交換は完了です。
試運転後、リフトに上げ漏れかないか点検し診断機にて問題がなければ
全ての作業完了です。
今回は40万キロ走行のハイエース圧送交換でしたが
ATFの汚れが酷かったです、
ATF交換をお考えの方お早めの交換をお勧めします。
ATFを交換しないと以下のような不具合が発生する可能性があります。
・発進・加速性能の悪化
・シフトショックが大きくなる
・オートマチックトランスミッションの故障(最悪、走行不能となる場合がある)
・燃費性能の低下
お車の症状が悪くなる前にトルコン太郎でATFを交換しましょう
無交換車両や過走行で交換を断られた方など当店に交換可能です。
ぜひ、宜しくお願い致します。
今回のトルコン太郎ATFフルード圧送交換では、、
・ATF圧送交換
・オイルパン清掃
・ATFストレーナー交換
・ATF
・SOD1添加剤
以上の作業を実施致しました!
当店にご用命頂き
ありがとうございました!