今回のご依頼は16万キロ走った
DA64エブリィバンのATF圧送交換です。
過走行車両のATF交換を断られて
お困りの方々が一定数いらっしゃいます。
当店ではそういった方々の受け皿になれるよう
設備や知識の蓄積を行っています。
▪︎車両データ▪︎
DA6V エブリィバン
平成18年式
走行距離158000Km
仕事で毎日お使いのお車ですのでしっかり
メンテナンスしていきましょう!
オイルドレンからATFを抜いて、サンプルも摂取します。
オイルパンを外します、外すとバルブボディとストレーナー
が現れます。
外したオイルパンです、鉄粉が浮いています。
吸着用のマグネットにも鉄粉がびっしりと張りついています。
オイルパンとマグネットをキレイに掃除をします。
ストレーナーも新品に交換します、ストレーナーは
対策品のストレーナーになります。
パーツクリーナーで洗浄後に優しく叩くように
拭き取っていきます。
キレイになったら新品のストレーナーを取り付けます。
そしてオイルパンを取り付けしてATF圧送交換を始めます。
まず、最初に抜けた量の4ℓを注入して
エンジンを始動します。
写真のモニターは4ℓ交換したATFの状態です、通常のATF交換
の抜けた分を補充するやり方ではほぼATFはキレイにならない
事がわかります。
これではATF交換後に不具合を起こす可能性は高いですね。
1回目の交換後です。
2回目の交換後です。
3回目の交換後です。
手前の新油と比べても変わらないほどキレイになったので
圧送交換完了です。
ゲージぴったりに油量を調整して圧送交換の終了です。
試運転をして漏れ、滲みもなく無事完了です。
試運転の感想としてはアクセルを踏んだ瞬間から
変化に気づき、車が軽くなった印象です。
お客様にも喜んでいただけると思います!!
今回のATF圧送交換では
以下の作業を行いました。
・ATF圧送交換
・ATFストレーナー交換
・ATFオイルパン脱着清掃
・ストレーナーOリング
今回の修理のご請求額は、¥71500- となっております。
当店にご用命頂き
ありがとうございました!