今回のご依頼はTRH219 ハイエースのエアコン不良修理のご依頼です
この暑さの中まったくエアコンか効かないとの事で入庫しました。
早速見てみましょう。
〜車両データ〜
TRH219 ハイエース
平成26年式
走行距離45000Km
エンジンを掛けエアコンスイッチをONにて10分アイドリングして
室内の温度を測ります、温度は29.8℃でしたこの日の外気温は29℃
エアコンはぜんぜん効いていません!
単純にガスが入っているか確認します。
エアコンガスを抜いてみると650kg抜き取れました
規定量が700kgですのでガスはほぼ抜けていないのが事がわかります。
スナップオン PS134に繋げて圧力を見てみます。
高圧側が低く、低圧側が高いのでコンプレッサー不良と判断致しました。
コンプレッサーを外します。
PS 134と低圧側ホースと低圧側ホースを繋ぎ最初はサイクル洗浄を
行います。
サイクル洗浄はバックリターン洗浄とは違い1方向からエアコンの
配管内を洗浄する方法です。
サイクル洗浄後に念のためバックリターン洗浄も行います
これで配管内にある鉄粉や不純物は綺麗に洗浄されると思います。
液化してエアガスが配管内を綺麗に洗浄します、
今回はリビルトのコンプレッサーに交換します。
Oリングも新品に交換します。
コンデンサーを外し、リキッドタンクドライヤーも新品に交換します。
全ての作業後に規定量の700kg充填します。
10分間のアイドリング後にエアコン吹き出し口の温度を測定します
エアコン温度は7.2℃まで下がるようになりました。
これで暑い夏も快適にお乗りになれると思います。
コンプレッサーの焼き付きなどは本来エアコン配管やそのほかの部品を
すべて交換となり大変な金額になります、PS134を使って配管内を
綺麗に掃除すれば交換しなくても修理可能です!!
200系ハイエース のエアコン不良は多いようですので
大きなトラブルになる前にお問い合わせ下さいね。
今回のエアコンコンプレッサー交換では、、
・コンプレッサー交換(リビルト品)
・リキッドタンクドライヤ交換
・エアコン配管内サイクル洗浄
・エアコン配管内バックリターン洗浄
以上の作業を実施致しました!
当店にご用命頂き
ありがとうございました!